アメリカ、インフレ遂にストップか?
今日は止まらないインフレに、遂に歯止めがかかる様なニュースです。
2024年も中盤になって、金利も物価も上がり続けている今、好景気と言われているアメリカで、ウォルマートやターゲットといった大衆向けの大手販売店では通常価格より10−20%を目処に価格を下げていく事を発表しました。
このウォルマートやターゲットとは日本にあるイオンの様なものだと思います。
理由は止まらないインフレにより、平均的な階級層の購買力が著しく落ちて、売り上げが低迷してきている事によります。
逆に高級なジャンルの需要は伸びているというデータもあり、富豪層と言われる階級の購買力は上がっている様です。
つまり格差が広がっているという事が言えます。
平均的な価格のレストランやテイクアウトの店舗等でも、ターゲットとなる低から中級階層の購買力が落ちている事で、売り上げが落ちている所も多く、今後値下げをして対応していく事を検討したり、既に値下げに踏み切っている店舗も意外と多くあります。
アフターコロナの影響で売り上げが伸びて、更にインフレブームに乗じて原材料の高騰や賃上げを理由に、私の近所の人気のハンバーガー店でも普通のハンバーガー1つが$13日本円で約2000円、ドリンクとポテトをつけると$20、日本円で3200円にもなっているところがありましたが、確かに美味しいですがサービスは酷いもので、もう多分行かないだろうと思いました。
価格を決めるのは難しい事ですが、原価を計算するとこの値段でないとやっていけないという気持ちも解ります。
一番大事な事は、お客様がその商品に価値を感じられるのか?という事です。
どうしてもコストが高い商品に関しては、メニューから外す事も考慮したり、人気がある商品の場合はある程度原価を切ってでもという事も考えて、特に今売り上げが落ちていたり、横ばいだという店舗は、今一度お客様本意で考える事が大切になって来ると思います。
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